という事で全ルートクリアしました
とりあえずルートごとの感想を書こうかと思います
Steins;Gate0、およびSteins;gateのネタバレがかなりあるので、いずれかが未プレイの方は絶対に見ないで下さい
さもないと脳に電極ぶっ刺して海馬をいじくり回しますが?
クリアした順番としましては、
盟約のリナシメント(紅莉栖ルート)
↓
私秘鏡裏のスティグマ(レスキネンルート{ちなみにBADEND})
↓
無限遠点のアルタイル(まゆりルート)
↓
交差座標のスターダスト(オカリンルート{というかTRUEEND})
↓
存在証明のオートマトン(真帆ルート)
↓
です
ここまでは共通のはず
↓
β世界線で起こる第三次世界大戦を防ぐため、2036年の未来からタイムマシンに乗って2010年にやってきた阿万音鈴羽
しかし、未来からやってきていたのは、鈴羽だけでは無かった
2036年の未来、鈴羽がタイムマシンに乗る直前、その場に居た未来の椎名まゆりは、ある一人の幼女を同乗させた
その名は椎名かがり
そう、彼女は椎名まゆりの「娘」であった
正確には彼女の父母は別に居るのだが、大戦によって亡くなってしまったため、孤児院の職員をしていたまゆりに引き取られる形で娘となった
まゆりは母として、世界中のどこよりも安全な場所である「過去」にかがりを避難させようと試みた
しかし、タイムマシンが1998年に立ち寄ったタイミングで、かがりは鈴羽の「過去を変え、大戦の起きる未来を変える」というミッションを知ってしまう
未来が変わり、大戦が起こらなくなってしまえば、「ママ」には会えなくなる
そう危惧したかがりは、何かから逃げるようにタイムマシンを飛び出してしまう...
それから12年後
鈴羽は未だにかがりを見つけ出せずにいた
1.盟約のリナシメント
紅莉栖ルートです
だいたいこんな世界線?
いろいろあってかがりを見つけ出したラボメン一同
しかし、かがりの脳内には「牧瀬紅莉栖」の記憶が"上書き"されていた
記憶の上書きの影響か、かがりには、牧瀬紅莉栖としての自我が生まれ始めてしまっており、その自我はどんどん強くなっていった
そして、岡部の頭には、ある考えが浮かんでしまう
このまま紅莉栖の自我がかがりを押し潰してしまえば、それはもう「牧瀬紅莉栖」と呼べるのではないか
かがりの中の「紅莉栖」の記憶には、世界の根底を揺るがすタイムマシンに関する情報があるため、その記憶を狙って世界中の機関から構成員が押し寄せて来ていた
岡部は、夏に自分たちを混沌の渦に陥れたあの忌々しいタイムリープマシンの機能を応用し、かがりの失われた記憶を再度上書きする装置を開発したのだった
未来ガジェット研究所に押し寄せる構成員
部屋に到達する直前に、紅莉栖の記憶を消し去る準備が完了した
携帯に装置からの電話が鳴り響き、一瞬の逡巡の後、岡部はかがりの耳に受話器を当てた
瞬間、世界線が変わった
気付くと岡部は、ラボで円卓会議の準備をしていた
まゆり、ダル、紅莉栖、萌郁、るか、フェイリス、鈴羽
ラボメンが全員集合し、いつもと変わらない、岡部の目指した世界
この世界が望みなんだろとでも言わんばかりの世界だったが、その世界は想像を絶する程冷たく、なにも感じない世界であった
...
...
...
気付くと、見知らぬ天井だった
どこかの地下室に寝かされていたようだ
体を起こそうとするが、
這う這うの体で脱出した岡部
しかし目の前に有ったのは、黒く濁った空、淀み切った空気、所々爆破されたのか今にも崩れそうな廃墟
そして、いつどこでできたのか分からない、死体の山だった
軍に取り囲まれた岡部だったが、危機一髪のタイミングで、ある少女に助けてもらう事が出来た
そう、阿万音鈴羽である
鈴羽の助けを借り、橋田達が組織する組織「ワルキューレ」のもとへと辿りついた岡部
本部に置いてあった鏡に写る自分の姿を見て、愕然とする岡部
顔はやせこけ、手はしわがれていた
岡部はそこで、今が2036年の世界であるという事、つまり自分が2025年に死ぬというのが橋田の嘘であることを知る
岡部は敵の組織に捕まってしまい、拷問にかけられていた
ワルキューレが助け出した時には精神が壊されており、死者と変わらないような状態だったという
しかし、バックアップされていた2011年時の岡部の記憶を再インストールした結果、岡部が目覚めることが出来たのである
目覚めた岡部の声を聴かせる為に、配給を受けに行っているまゆり達に無線を繋ぐ
無事話をすることは出来たが、まゆり達が受けに行った配給は、実は敵軍の罠であった
襲撃を喰らった結果、るかが凶弾に倒れてしまう
岡部が目覚めるのを信じ、眠っている間ずっと世話をし続けていたるかは、
この世界に生きている岡部の姿を見て、満足そうに息絶えた
ワルキューレの本部に戻った岡部は、ワルキューレが作成していたタイムリープマシンを使い、元の2011年に戻るよう促される
2036年から2011年に戻るため、心が折れそうになりながらも約3000回のタイムリープを行った岡部
第三次世界大戦の惨状を目の当たりにした岡部は、世界を、紅莉栖を救うために、ある男を復活させる
紅莉栖を救えなかった悲しみから、心の奥底に封じ込めていた鳳凰院凶真を、今度こそ救うために復活させた
そんなんもうぼろぼろ泣きましたよ
鳳凰院凶真が復活
んひゃ~~~
そして、ストラトフォーのサーバーからAmadeus紅莉栖を削除し、
過去にDラインを送った
シュタインズゲートに到達するため、過去の自分に託す岡部
こうして、未来の執念オカリンへと繋がるのであった
何が一番良かったか
このルートだけではないのですが、このエンディングに至る前、なんと岡部は生きた紅莉栖と相対することになります
Amadeusの"紅莉栖"ではなく、2011年現在で生きている紅莉栖です
そうですね、α世界線に迷い込んでしまいました
一度救う事を諦めてしまった命、そして自らが一度殺めてしまった命を目の前にしたオカリンの姿が本当に心に来ました
それから、オカリンのおかしい様子を見て、β世界線から来たことを見抜いた紅莉栖の正妻力よ
まゆりが死ぬという未来を変えるため、紅莉栖を見殺しにしてβ世界線を選択したのに、いざ紅莉栖を前にし、自分のしてしまった選択への後悔があふれ出す岡部
そんな岡部を見かねて、紅莉栖はこう言い放った
あなたは間違ってなんかなかった
と告げる紅莉栖が健気で、そして儚く感じました
そして、岡部を元のβ世界線に戻す時の紅莉栖の台詞が泣ける
「β世界線に行ったら、私のことは忘れなさい」
ここ!!!!!
自分を救えなかった岡部を少しでも解放させようとこう言ったんですよ
こんな献身的な女性を救う事さえ許されない世界が許せないね、僕は
そして、今度は紅莉栖の手で、束の間の白昼夢から覚める為に
世界線をαからβへと変えた
泣けるわ!!!!!!!!
絶対に助けてやってくれ!オカリン!凶真!
また気が向いたら追記します